森保ジャパン、視聴率が低迷...でも、これでカタールワールドカップ・ベスト8は決まった!?
野球関連の記事が続いたと思ったら、サッカー日本代表の話題に...この一貫性のないスタイルこそ、当ブログのスタイルだ。笑
ということで、今回は9月11日のコスタリカ戦で初陣となった森保ジャパンをテーマに書いていきたいと思います。
いきなりですが、タイトルにもあるように、新生日本代表・森保ジャパンのカタールワールドカップ・ベスト8は決まったと言えるでしょう。
「いやいや、チームが立ち上がったばかりやのに、何を言ってるねん。」
っと、普通に考えて、そうツッコまれても仕方がない。
ですが、明確な理由があります。
それは、初陣ながら「視聴率が低迷している」からです。
しかも、トルシエジャパン以降の初陣で視聴率は史上最低を記録。
初陣となったコスタリカ戦のテレビ中継の平均視聴率が12・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
中田英寿、中村俊輔に、小野伸二、稲本潤一、高原直泰といった当時の黄金世代と呼ばれたメンバーを中心に構成されたジーコジャパンは、初陣として最も視聴率の高い26.7%を記録しています。
そして、もう一つ高視聴率を記録したのが、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、長友佑都、内田篤人、長谷部誠、遠藤保仁、川島永嗣...とこちらも豪華メンバー揃えたザッケローニことザックジャパンの初陣が、19.6%と高視聴率。
初陣の高視聴率を記録した日本代表には、メディア受けの良いスター選手が揃っており、普段サッカーを観ない人でも応援しやすい、ワールドカップでの活躍が期待された注目度の高い日本代表でありました。
しかし!
いざ、代表の活動として最も重要となるワールドカップの結果はどうだったのかと言えば...
2006年ドイツW杯 ジーコジャパン→グループリーグ敗退
2014年ブラジルW杯 ザックジャパン→グループリーグ敗退
しかも、その試合内容は善戦したとは言い難く、大会前の国内やメディアの期待値に反する結果でありました。
逆に、2002年自国開催の日韓ワールドカップ以外で、ベスト16に辿り着いた日本代表といえば...
2010年南アW杯 岡田ジャパン→ベスト16
2018年ロシアW杯 西野ジャパン→ベスト16
大会前の日本代表の注目度に期待値と言えば低かったものの、記憶にも新しいロシアW杯の戦いを含め、チーム一丸となりベスト16進出となりました。
むしろ、岡田ジャパン・西野ジャパンともに、強烈な批判のある中でのワールドカップ本大会に挑んでの、躍進であったと言えるでしょう。
そう。
日本代表がワールドカップで結果を出せる一つの傾向として、
「メディア・国内からの注目度が低い。」
ことが考えられます。
そのワールドカップで結果を出せる傾向を持っているのが、今の新生日本代表・森保ジャパンです。
現在の日本代表は世代交代の時期も重なり、中島翔哉、南野拓実、堂安律、を中心に若返りが進められています。
彼らは海外の実績も十分で、才能やプロとしての意識も非常に高く、前回のロシアW杯の日本代表に招集されてもおかしくない実力の持ち主達でした。
ですが、普段サッカーに注目していない人からすると馴染みがなく、またメディアも中田英寿、中村俊輔、本田圭佑、香川真司...といったキャラクターに比べると、インパクトにかけるのが正直なところではないでしょうか?
そして、なによりチームの顔である森保監督が、物静かで堅実な雰囲気で、なによりメディアが好みそうな派手さはない。笑
(でも、サンフレッチェ広島の監督して3度の優勝をしている名将で、サッカー関係者・選手からの人望も厚い、日本屈指の監督であることに間違いないのに...)
世代交代における代表として実績のない若手選手の起用、堅実な雰囲気の監督、圧倒的なカリスマ性のある選手の不在が響いての、視聴率の低迷なのでしょう。
ですが、派手さはなくとも、そのチーム作りに、目指すサッカーというのは可能性が感じられます。
・国内組・海外組の垣根を越え、実績に年齢関係なく、調子が良い選手達での競争と起用法。
・森保監督が実績を残してきたフォーメーションの「3-4-2-1」を無理に推し進めるのではなく、代表の選手達に合った戦術でチーム作りを進めていること。
・歴代の外国人監督と違い、選手達のコミュニケーションが円滑に行えていること。
森保ジャパンはトルシエジャパン以降の日本代表の中で、最も地味かもしれません。
しかし、今までの日本代表で最も強くなれる潜在能力を秘めているのではないか?と当ブログでは考えています。
さらに、日本代表がワールドカップで結果を出すための必須条件である、
「メディア・国内からの注目度が低い」
この条件もクリアしています。
よって、次回の
っと、今回タイトルをつけさせてもらいました。
まずは、本日のFIFAランキング5位の強豪ウルグアイ相手に、どのような試合ができるのか楽しみですね。
そして、もし4年後のカタールワールドカップで日本代表がベスト8に駒を進めた時は、当ブログ「窕~くつろぎ~」を思い出して頂ければ幸いです。
4年後ってめっちゃ先の話ですけどね...笑