知っておきたい!肩こり解消に役立つ、大胸筋の存在と関係性。
以前の記事で、「肩こりと大胸筋」の関係性について書いてみたのですが...
いつも読んで頂いている方から、
「『大胸筋』っと説明されてもピンッとこない!!」
っと、自分では気づかない貴重なご指摘を頂きました。
たしかに、フィットネス関係やスポーツに興味が無い方には、馴染みのない筋肉の名称であり部位かもしれませんね。
そこで、今回の記事では、
・「大胸筋」とはどのような筋肉なのか?
・なぜ、「大胸筋」が肩こりに関わっているのか?
について、具体的に書いていきたいと思います。
大胸筋は胸の前にある大きな筋肉!
まず、「大胸筋」とは、
胸の筋肉の中で最も広く大きく、主に胸板を形成する筋肉です。
そのため、男性なら胸板を厚く、女性ならバストアップのために大胸筋を鍛えると良いと言われるわけなんですね。
また、大胸筋は大きく3つの部位にわかれながら、胸の骨から、鎖骨、腕にかけて覆うようにつながっています。
肩こりに関係しているのが、大胸筋上部。
3つの部位の中で、肩こりと関係しているのが、鎖骨下にある大胸筋上部となります。
大胸筋の上部が縮んでかたくなってしまうから、肩から背中側の筋肉もひっぱられて、「肩こり」の原因の一つとなってしまいます。
ですので、肩こりを解消していくためには、張ってしまった肩や背中側の筋肉だけでなく、鎖骨下にある大胸筋上部もほぐしてやわらげるケアが必要となる理由です。
家でも簡単にできるケアが、壁を使った優しいストレッチ。
家でも簡単にできる大胸筋上部をやわらげるケアの一つとして、
「壁を使った大胸筋上部のストレッチ」があります。
1 壁の近くに立つか、座ります。
2 ひじを肩の高さまで、壁に手からひじまでをつけます。
3 壁に手を付けている逆の向きに身体をゆっくりとひねり、大胸筋上部を優しく伸していきます。
4 反対側も同様に行っていきます。
(今回は例となる良い写真を用意できなかったので、画像をお借りしました。
出典:ストレッチ方法を覚えるならストレッチ1.2.3WEB版[公式サイト])
ポイントは、呼吸を忘れずに、10秒くらい息を吐きながら、ゆっくりと優しく伸ばしていくことです。
(ストレッチをする際、痛みを感じるような無理な伸ばし方をすると、脳の防衛本能で筋肉を硬くして守ろうとするため、かえって逆効果になる可能性があるので強度には要注意です!)
最後に。
猫背になるから胸の筋肉が縮み、肩・背中の筋肉が引っ張られるのか...
胸の筋肉が縮み固まってしまうから、猫背になるのか...
どちらが先なのか明確にお答えできませんが、
そのどちらもが、「肩こり」の原因となっているのはたしかです。
その現代病の一つでもある「肩こり」は、肩・背中側の筋肉だけでなく、胸にある「大胸筋上部」もやわらげて、改善を目指していきましょう。
道具を使っての「大胸筋」をやわらげる方法を現在考案しており、まとまり次第発信したいと思っていますので、その時はまた、当ブログにお越しください(^^)
本日もありがとうございました。