呼吸法の効果を一瞬で高めるには...息を吐く時間を長くするのみ。
少しづつ秋の訪れを感じられ、心も身体もアクティブに動ける季節がやってきましたね!
しかし、いきなり、気温が下がると鼻がムズムズして、呼吸しづらい...笑
ということで、
今回は、その呼吸にちなんだ、
「一瞬で呼吸法の効果を高める方法」
について書いていきたいと思います。
(とはいえ、鼻のムズムズ対策の記事ではないので、悪しからず。笑)
特に、
・呼吸法を実践しているけど、うまくできない。
・過呼吸になりやすい。
・緊張・焦りを感じやすい。
・ここぞの場面で上がってしまう。
・気持ちが落ち着かない。
・嫌な考え・不快な感情が離れない。
このような時に、お役に立てる内容になっています。(^^)/
呼吸法の効果を一気に高めるには...
ズバリ!
「息を吸うよりも、吐く意識を大切にする。」
「そして、ゆっくりと長く、息を吐くようにする。」
この2点だけです。
なぜなら、
息を吐き切ることができれば、自然と身体が空気を取り組むようになり、楽に深く呼吸ができるようになるからです
また、
ゆっくりと長く息を吐くと、副交感神経が優位になり、結果としてリラックスできるようにも。
吸おうと思えば、思うほど、苦しくなる。
呼吸において「吸う」は、交感神経を優位にしやすくなります。
ということは、
緊張した場面や気が上がってしまった時に、呼吸に意識を向けて状態を整えようと思っても、
吸おうと思えば思うほど、リラックスできず、反って緊張と焦りばかりを生み出す結果になってしまう...。
特に、
過呼吸になりやすい方は、吸う意識が強くなり過ぎている傾向がほとんどです。
ですので、
逆に、息を「吐く」に徹底して意識を向けていくと、呼吸によって得られる効果がガラッと変わってくるわけなんですね。
呼吸法の順番は、息を吐き切るから。
不思議なもので、息を吐き切ると、自然と身体が空気を取り込もうとします。
なので、呼吸法を行う際は、
「まずは、息を吐き切る」
↓
「”自然”に身体が空気を取り入れる。」
↓
「ゆっくりと息を吐き切っていく。」
の順番となります。
重要なのが、ゆっくりと長く。
呼吸法を行っている間に大切になっていくのが、
「ゆっくりと長く息を吐き切る」意識です。
・最初は5~6秒かけて、吐き切っていく。
・慣れてきたり、呼吸が深くなるにつれて、8秒、10秒、それ以上でも良いので、自分自身にとって心地よい範囲で息を吐く時間を長くしていく。
シンプルではありますが、息を吐くときに一度、この2点を意識で実践してもらうだけで心地よい効果が感じられるようになりますよ。
最後に。
・呼吸法を実践しているけど、上手くいかない、いまいち効果を感じられない 。
・過呼吸になりやすい。
・緊張・焦っている時。
・気持ちが落ち着かない。
・嫌な考え・不快な感情が離れない。
このような時に、
「息を吐き切る」
「ゆっくりと長く吐き切る」
この2点の意識は有効で、呼吸が深くなり効果がグッと上がります。
また、ネットや書籍では、
「息を細く長く」
「お腹の底から吐き出すように」
など、細かい方法が記されているかと思います。
決して間違いではないのですが、
もし、細かい方法に捉われて呼吸法がやりにくくなっているのであれば...
まずは、どんな形であれ、ご自身のやりやすい感覚で、
「息を吐き切る」
「ゆっくりと長く吐く」
ことから呼吸法を行ってみると良いかもしれませんね。
これから、秋となり心も身体もアクティブになれる季節です。
「呼吸」から心身共に整えて、楽しく、アクティブに日々を過ごしていきましょう!(^^)