秋は「梨」が旬。長時間座る時間が多い方に知ってもらいたい、身体の「梨」の大切さ。
前回の記事で、
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お尻周辺の筋肉をストレッチによってやわらげると、骨盤の少し上で感じていた痛みと下半身の重さが楽になった...という内容を書かせてもらいました。
今回は、そのお尻の筋肉のどの部位が痛みと重さに影響し、やわらげるとよいのかを、より具体的に説明していきたいと思います。
その、骨盤の少し上で感じられていた痛み・下半身の重さに影響をしていた筋肉。
その名も...「梨状筋」(りじょうきん)です。
「梨状筋」・・・動きの基盤となる骨盤や仙骨に軽やかさをもたらす。
腰・骨盤・股関節の安定を司る。
坐骨神経と密接な関わりがある筋肉。
お尻の筋肉群といえば、大殿筋・中殿筋・小殿筋と「殿」がつく力強そうな筋肉の集まり!
というイメージが強いのではないでしょうか?
ですが、その「殿」の名が付く筋肉達の奥で、骨盤、股関節、腰の安定の働きを支えているのが「梨状筋」です。
なぜ、その陰で支えている重要な筋肉の名称に「梨」が入っているのか!?
それは、...
筋肉の形が「梨」に似ているから。
...だそうです。
なんと、至ってシンプルな名づけかた。(゜o゜)
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では、真面目に重要性を説明していきたいと思います。
僕自身が「梨状筋」の重要性を実感したのが、前回の記事の内容でもある、お尻の筋肉をストレッチでやわらげたことで、骨盤の少し上で感じていた痛みが楽になり下半身がスッと軽く感じられるようになったからです。
1日の中で長時間座っての作業が増えたことにより、梨状筋が圧迫され硬くなることで、骨盤の少し上の痛みと重さの原因となっていたんですね。
逆に、この「梨状筋」は坐骨神経との関わりが強いため、あまりに硬くなりすぎてしまうと、坐骨神経痛にもつながってしまうので要注意です。
長時間座ったままでの作業が多い...そのような時は、「梨状筋」という存在を頭の片隅に入れてもらって、時にはケアをしてみるのも良いかと思います。
そして、やわらげるためのケアにストレッチを行う際は、あくまで自分にとって心地よい範囲で、無理のない強度で行うことが重要です。
最後に、
「梨」と言えば、この人...
いや、この梨の妖精さん。
筋肉も身体もやわらげて本来の機能を取り戻してあげると、
この梨の妖精さんのようにぶしゃーー!!っと、はじけるようなパワーを発揮してくれます。
梨は今の季節が旬です。
「梨状筋」もいつも旬でいられるよう、整えていきましょう。(^^)