自分を受け入れると、身体の奥底からリラックスできる。
本日で自分にとっては激動だった5月の最終日となります。
読者の方は、この5月をどのようにお過ごしになりましたか?
僕自身、今年の5月は心身の浮き沈みが激しく、ポジティブとネガティブの両極を体験をする難しさの感じる1ヶ月でありました。
ただ、こういう難しさを感じる時ほど、自分自身をアップデートするチャンスでもあったりするんですよね。
その中で、自分の中で最も驚きとなったのが、
「自分自身を受け入れると、身体の奥底からリラックスできる。」
という、あまりに不思議な体験でありました。
自分が感じるネガティブな面ほど受け入れてみる。
「自分自身を受け入れる」
という言葉は自己啓発や精神世界などの書籍によく書かれていますよね。
僕自身にとっても馴染みの言葉だったのですが、知っているだけで実践できていなかった...その事実に今回気付かされることになりました。
その「自分自身を受け入れる」ための最大のポイントなるのが、
「自分がネガティブに感じている、もしくは出来ない・認めたくないと感じるものこそ受け入れる」
となります。
自分にとってのポジティブな一面は容易に受け入れれるけど...
自分が感じるポジティブな一面というのは容易に受け入れられると思います。
(他人から見たらネガティブな一面かもしれないけど。笑)
ですが、
自分にとっての出来ないと感じる部分、もしくは、こんな自分は認めたくない!
といったネガティブに感じられる一面は意外と受け入れてなかったりします。
例えば、
・ついつい、ダラダラしてしまう自分。
・力み過ぎて、疲れてしまう自分。
・出来ないことが多い自分。
・うっかりとミスをしてしまう自分。
・同世代や世間とノリや生き方が違う自分。
・細かいことを気にし過ぎて行動できなくなる自分。
・社交性はあるけど、プライベートでは人付き合いの悪い自分。
・そもそも友人らしき、友人がいないオレ。
・・・
・・・etc.
このように、自分がネガティブに感じる一面が人それぞれにあるかと思います。
でも、そんなネガティブな部分は自分とは違う。
「そんな、ネガティブな一面のある自分を認めたくない!
もっと出来る・理想の完璧な自分に近づくんや!!」
っと、気を張って、日々を突き進む。
この心意気、大いにわかります。
ただ、この心意気が心身の不調や、人生における潜在的な緊張を生み出している原因となっている可能性があるんですね。
思い切って自分のネガティブな一面を受け入れてみると...
っと、ここまでは、まるで悟りをひらいたお坊さんのような説き方をしてきましたが...
僕自身が何を隠そう、自分の感じるネガティブな一面を一切受け入れることが出来ていない人間でありました。
そう。今年の5月の半ばまで。
(まぁ、なんと、タイムリーな話題なことで。笑)
5月になり、心身における不調が連続して起きてきて、セルフケアや健康法を実践しいくらリラックスを心掛けても改善されず、自分の生き方を見直さざるおえない現実と直面しました。
その心身に影響を及ぼしている、自分の奥にある思考パターンを探っていくと...
「ちゃんと出来ていない自分はダメだ。コンディションを崩す自分はダメだ。なにより、不調になるダメな自分はダメだ。」
どうも思考パターンに
「出来ない・不調を感じるダメな自分=アカン」
という方程式が出来上がっていたみたいで、「出来ない・不調を感じる」ことに対して強烈な抵抗が生まれていました。
だから、
「不調を感じる」
↓
「そんな自分はダメだから、セルフケア・健康法を”頑張る”」
↓
「潜在的な改善には至らず、また不調を感じる」
↓
「さらにダメだと抵抗が生まれ、セルフケア・健康法を気合を入れて”頑張る”」
↓ そのループを何度か繰り返し...
「挙句の果てに疲れて、燃え尽きて、疲れ切ってしまう...」
・・・
・・・
今回、自分の長年抱えていた潜在的な緊張であり不調の原因となっているのは、この負のループがあることに気が付きました。
でも、「気が付いたのは良いけど、どうやっても、何をやっても、改善されないのにどうすればいい??」
っとどうしようもない、答えのない絶望的な状況であったのですが...
その答えは、難しい方法や技、また何かに進化していくわけではなく、
「自分を受け入れる」
ただ、これを実践するだけの、誰でもできる、とても、とても、簡単でシンプルなものでありました。
ネガティブな一面も受け入れると、不思議と身体の奥からリラックスできる。
「自分を受け入れる」
というのは、
「もしかして、ダメだと感じる自分さえも受け入れることなのか?」
っと今までになかった発想がふと思い立ち、
「人間だから不調になることもあるし、出来ないこともたくさんある。でも、そんな自分でもええんちゃう?ってか、それでもええやん。」
っと、言葉にして自分に発してみたのです。
この一言を自分に向けて発して、自分自身を受け入れるとOKを出した瞬間に、
身体の奥底から感じたことのないようなリラックス感が感じられ、なにより心身共にホッとする安心感が生まれたのです。
その一つをきっかけに、芋づる式で自分自身が今まで抵抗していたネガティブな一面を次に次に受け入れるようになり、心も身体も解放され始めました。
まさしく、ブログ名の通り、
心身共に「くつろぐ」ことを、
「自分自身を受け入れる」
その選択、一つで体験できたのです。
最後に。心と身体はつながっている。
「自分自身を受け入れる」大切さを知り、いざ実践してみると、当ブログが基本としている「心と身体のつながり」をより深く理解できる体験となりました。
身体における不調の原因が心の抵抗から生まれている可能性が大いにあります。
今回の僕自身であれば、自分自身が拒絶をしていたネガティブな一面を受け入れることで、心から解放されて、長年抱えていた身体の潜在的な緊張が一瞬で消えてなくなりました。
「自分自身を受け入れる」
受け入れることによって感じられる身体の奥底からのリラックスと安心感は言葉で言い表せない感覚であり、人生観が大きく変わる体験がそこにはありました。
明日から6月となり衣替えの季節となりますね。
心機一転、今までとは違う人生の流れを選択し続けたいものです。