硬くしてダメなら、やわらかくしてみる。
天候の悪い日は家で、画面と向き合う時間がつい長くなってしまうSeijiです。
当ブログでも画面と向き合う時間が長くなった時の対策を、ちょこちょこと書いていますが、眼精疲労からくる身体の重さはつらいですね...笑
っで、その身体的な重さ・疲れが感じられる場合、身体のどこかが硬くなっている可能性があります。
眼精疲労であれば、目の筋肉が硬くなっている。
気分が優れない時は、横隔膜が硬くなっている。
腰が痛い時は、大腰筋が硬くなっている。
肩が痛い時は、大胸筋が硬くなっている。
・・・
・・・
等々、病気を除いた身体で感じられる不調があるときは、筋肉が硬くなり固まってしまっている可能性が高い。
不調の原因が硬くなっていることに気が付けば、ほぐして、やわらげることで改善されていきます。
ただ、身体(特に筋肉)をほぐし、やわらげていくうえでの注意点があります。
それは、
「筋肉に強い力で刺激を与え過ぎないこと。」
筋肉に強い力でのマッサージやストレッチで刺激を与え過ぎると、脳の防衛本能で硬くして守ろうとします。
例えば、
コリを感じる部位に対して力いっぱいマッサージをして、その瞬間は心地よく感じるけど、すぐにぶり返して一向に改善されない経験はありませんか?
これは、やわらげるために行っているマッサージやストレッチが逆効果になってしまっているからです。
逆に、
コリが感じられる部位に対しては、筋肉をゆらすようにマッサージ(むしろ、さするイメージ)を弱い力で行う。
ストレッチも、呼吸を意識しながら、6~7割くらに力加減で無理なくゆっくりと伸ばしていく。
固まっていた部位がやわらぎ、身体に軽さが感じられ、心身共にリラックスできます。
マッサージであれ、ストレッチであれ、自分にとって痛みの感じない弱い力加減で行うだけで、その後の身体に対する効果が大きく変わってきます。
また、東洋医学の代表的な治療法の一つである鍼灸も、針によるごくごく弱い力でツボに刺激を与え、改善を目指している療法だと言えますね。
試しに、
・肩の筋肉を強く揉んでから、腕を真上に上げてみる。
のと、
・肩の筋肉を弱い力で、優しくゆらしてやわらげてから、腕を真上に上げてみる。
ことを行ってみてください。
肩の筋肉をゆらして、やわらかくして上げた方が、腕を軽く楽に上げられるようになるかと思います。
このように、筋肉は弱い力でゆらしてやわらげることで、本来の備わっている力を取り戻していく。
筋肉も、身体も、そして、心も、
「硬めていくのではなく、やわらかくしていく。」
この角度を持つだけでも、人生がガラッと変わっていきます。
今日の空は、荒れた天候が落ち着き、良い感じでやわらいでいました。(^^)