呼吸時は「肺」全体をしっかりと使って、姿勢も整える。
以前の記事でも取り上げました「背骨」に、より意識が向くようになり、身体の奥深さを実感しておりますSeijiです。
(「背骨」をやわらげると、よく眠れるのは、間違いない...笑)
その「背骨」とも、もちろん関わりのある「呼吸」。
先日武道と伝統芸能に精通している方々の本を読んでいると、「背骨」全体に空気をいれるイメージで「呼吸」を行う方法もあるようです。
この「呼吸」時なんですけど、
吸った空気はどこに入るのでしょうか?
・・・
・・・
答えはシンプル。
「肺」ですね。
この「肺」全体にしっかりと空気を入れることができると、
「呼吸」の質が上がるのはもちろんのこと、上半身の「姿勢」も整うんです。
上半身の姿勢を整えるがために、無理に背筋を伸ばそうとしたり、胸を張ったりせずとも...
「肺」いっぱいに空気を吸ってあげればいい。
いわゆる、「胸式呼吸」というやつですね。
本来、空気を取り入れるための器官である「肺」をしっかりと使うことで、肋骨が動くようになり、姿勢も整う...
(身体って、本当にうまくできていますね!笑)
っで、
「胸式呼吸」を行ううえで、重要なポイントとして、
前だけでなく、後ろも意識する。
どういうことなのか?
背中側にも空気が入る意識をして、肺を使っていくイメージとなります。
(後ろから見ると、ちゃんとつながっている!。)
この背中側も意識しながら息を吸っていくと、より深く、心地よく、「呼吸」することができます。
(冒頭にも述べました、背骨全体に空気を入れる呼吸法の考えと一致していますね!)
そして、胸式呼吸は交感神経が優位になりやすいので、吸った息をゆっくりと吐いていけば、リラックスもできるようにもなります。
・上半身の姿勢を整えたいけど、やり方がよくわからない。
・つい肩甲骨を寄せる、胸を張った姿勢になってしまう。
・呼吸を心掛けているけど、どうしても深く呼吸を出来ない...。
そのような時は、
前だけでなく”後ろも”使うイメージで、「肺」全体を使いながら、呼吸を行ってみて下さい。
吸った時に、肋骨が膨らみ、
吐いた時に、肋骨も収縮する。
そして、より深く、心地よく、呼吸ができれば、自分にとって正しい呼吸ができている証拠となります。
「肺」全体をしっかりと使って呼吸をする意識。
ぜひ、お試しください。(^^)