立ち仕事の方には必見!?肩の力を抜いて、姿勢を変えるだけで、不調が改善する。
先日に引き続き、
「姿勢」
と
「心身におきてくる不調」
の関係性についてお話を進めていきたいと思います。
特に、前回の記事でも書きました、
「肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢」
は、身体的にも、精神的にも、不調を呼び起こす大きな原因となります。
肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢は、コリ・めまいの原因となる??
肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢からの不調で悩んでいる方と出会うと、連続して同じような悩みを抱えている方と出会う...
人生とは不思議なものです。笑
今回、出会った心身の不調で悩んでいる女性の方も、
「肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢」
をされていました。
普段されているお仕事が販売員のため、
「お客様に猫背になっている立ち姿は見せられない。」
という、素晴らしい意識で業務に向き合っている方なのですが...
「猫背になってはいけない!!」
この意識が強く働き過ぎて、
肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢となっておられました。
その姿勢の状態を見て、
「慢性的な首・肩こり、足裏の外側を中心に痛み・トラブル、疲れが取れにくいと感じるような不調はありませんか?」
っと、質問させてもらったところ、
それらの不調が感じられるっと言われておりました。
また、
めまいや立ちくらみがしやすく、胃下垂、外反母趾で悩んでいるとも...
っで、この上記にあげた不調は、僕自身も体験があります。
その原因の一つに、
「肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢」が大きく影響していることは間違いありません。
肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢から不調が生まれる理由。
猫背になってはいけない!
この意識から、背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢になりがちになります。
その姿勢から不調が生まれる理由とは?
背中側・首側の筋肉が過度に緊張してしまうので、コリの原因となるのは明白です。
そこから、首・肩の筋肉が常に緊張している状態のため、めまい・立ちくらみがしやすくなってしまいます。
次に、足の外側に痛み・トラブルが生まれるのは、肩甲骨を寄せると連動して骨盤が前傾するからです。
骨盤が前傾してしまうと、足裏・脚の外側に体重がかかる身体の状態となり、脚の内と外のバランスが崩れてしまうので痛み・トラブルが生じてしまうんですね。
また、疲れが取れないのは、身体が常に緊張しているから。
日常生活を送っているだけでも、緊張はつきものです。
そこに、「肩甲骨を寄せた胸を張る姿勢」を続けてしまうと、さらに緊張状態をプラスしているのと同じなので、心身共にリラックスできず疲労回復が遅れてしまいます。
だから、いくら寝ても、休んでも、疲労が取れづらいなんてことも...
「胃下垂」に関しても姿勢が深く関係しているのですが、長くなりそうなので、次回以降に書いていきたいと思います。
最後に。
前回、同様、肩の力を抜く筋弛緩法と呼吸法を行ってもらったところ、
上半身の無駄な力が抜けたとても綺麗な立ち姿勢と一瞬で様変わり。
その後、「肩甲骨を寄せない自然な姿勢」でお仕事をされたところ、緊張状態が緩和され、とても軽く身体を動かせるようになったと嬉しいご報告を頂きました。
僕自身、肩甲骨を寄せた姿勢にメリットはない!
っと、発信してきましたが、
いざ、実際に悩まれている方とお会いしてアウトプットする機会が増えてくると、なお実感します。
肩の力を抜いて、姿勢を変えるだけでも、心身の不調から改善される可能性があります。
本当に良い姿勢とは、
無駄な力みや負担のない自然でありながら綺麗な見栄えであり、
心も身体も健康的な状態へと手助けしてくれるものだと思っています。
今、読んでい頂いているあなたの普段の姿勢に、無理はありませんか?(^^)