猫背と、姿勢を整えるメリット。
前回の記事に引き続き、姿勢のお話を続けたいと思います。
先日、カフェで友人と話をしているときでした。
自分の斜め前の席で、前のめりで背中が丸くなった姿勢のままパソコン作業に集中している方を見た時に、「猫背」というワードが気になりました。
姿勢改善やボディメイクの話題となった時に、必ずと言ってよいほど出てくる 「猫背」。
では、なぜ長時間の「猫背」の姿勢に気を付けなければならないのか?
・「猫背」における心と身体への影響。
・姿勢を整えるメリット。
この姿勢における基本を、改めて見直していきたいと思います。
《猫背における心と身体への影響》
・背中が丸まることで胸を圧迫する形となり、呼吸が浅くなるため、ストレスや不安を感じやすくなる。
・胸の筋肉が収縮し固まるに連れて、背中側の筋肉も引っ張られるため、肩こり・首痛の原因になる。
・内臓が下がってしまうため、ぽっこりと下腹部が目立つようになる。
・腹部も圧迫されるので、胃腸の調子が悪くなる可能性もある。
・実年齢よりも老けて見えてしまうことも。
長時間の猫背の姿勢による、身体と心への影響を上げてみましたが、改めてデメリットが多いことに気付かされます。
猫背の姿勢が長く続くと、見た目の印象に影響を与えるだけでなく、胃腸を中心とした内臓の機能の低下にも関わってきます。
また、人が生きていくうえで欠かせない「呼吸」にも関係しており、「呼吸」が浅くなることで、交感神経が優位となり、ストレスや不安を感じやすくなってしまいます。
このように心身共に影響を及ぼすため、人間本来の骨格にあった姿勢へと整えていく必要がある...と、昔から言われているわけですね。
では、逆に姿勢を整えていくことで、どのような好影響があるのでしょうか?
《姿勢を整えるメリット》
・呼吸が深くなり、交感神経と副交感神経のバランスがとれるため、精神が安定する。
・胸が開くため、背中が丸くなることで引っ張られていた筋肉が解放され、肩こりや首痛が改善する。
・身体の歪みが減るため、血のめぐりとリンパの流れがよくなり代謝があがる。また冷え性改善にもなる。
・内臓が正しい位置に収まることで、本体の機能を取り戻し、身体の内側からも健康になる。
・頭の位置と視線が上がるため、自然と気持ちが前向きになる。
・見た目が若々しく、エネルギーと自信に溢れた好印象となる。
改めて姿勢を整えるメリットを見直してみると、昔から「姿勢を整えましょう」と言われ続ける理由がわかります。
また様々な業界で一流と呼ばれる人は、共通して姿勢が整っています。
その具体的な例としてわかりやすいのが、アスリートや俳優・女優の方々。
アスリートであれば、陸上・短距離100m走の選手がイメージしやすいかと思います。
特に国の代表クラスの選手の姿を観ていると、圧倒的な走力と迫力だけでなく、その姿勢と鍛え上げられたスタイルの良さに驚かされます。
その陸上選手の中でも、日本でも馴染みのある選手とえいば、東京オリンピックでも活躍が期待されているケンブリッジ飛鳥選手。
あれ?昨日の記事で登場してもらったサッカー日本代表・武藤選手と、どこか面影が似ている?
(姿勢が整い、身体能力が高くなると、雰囲気が似てくるという真実なのか...)
(なんか、似てる?)
(いや、やっぱり似てないか。笑)
また俳優・女優の方々を観ていても、姿勢が整っていて、綺麗ですね。
たとえば、良くも悪くも今話題の中国トップ女優のこの方。
年棒が約40億?総資産が約500億?脱税額が23億?
姿勢に首のラインの魅せ方が綺麗すぎるし、
もうお金を払わなくたってどうでも...良くないんですよね。笑
このようにアスリート、俳優・女優の方々が格好良く・美しく見えるのは、
日々の徹底した自己管理のうえに、姿勢を整え、心身共にエネルギーに溢れた状態を作り上げているからです。
最後に、
今回の記事で改めて「猫背」と「姿勢を整える」ことにおける心と身体への影響を見直してきましたが、やはり「姿勢を整える」メリットは多くありますね。
ですが、いきなり一日中「姿勢を整える」と言われても、難しい部分もあるかと思います。
まずは、気付いた時だけでも「姿勢を整える」意識を少し持ってみる。
目線が下がり、背中が丸まりがちで歩いている姿に気が付いたらのなら...
目線を上げ、胸を開き、お腹から脚を出すイメージで大きく歩いてみる。
一日の中でほんの少し「気付く意識」を持つだけでも、姿勢は整い始め、変化を感じられることができます。
何事も、無理なく、出来る範囲から続けていく。
まさに、「継続は力なり」ですね。