続・立ち方の話。O脚から美脚へ、「外側重心」から「内側重心」にする方法。
昨日に引き続き、「立ち方」における「重心」のお話を続けていきたいと思います。
昨日の記事で、足裏全体に体重をかけたうえで、くるぶしの下から、母指球、親指の「内側のライン」に比重がかかっている状態が、本来の「内側重心」である。
っと、書きました。
この「重心」という概念ですが、O脚で悩まれている方は、特に気にされているのではないでしょうか?
O脚の原因=外側重心
であり、
そのため、O脚を改善し、美脚を目指すのであれば「内側重心」にする必要がある。
ネットなどで「O脚改善」「美脚になる方法」と調べていると、この情報をよく見かけるかと思います。
しかし、「内側重心」のやり方がよくわからない...ということはありませんか?
今回は、この「外側重心」から「内側重心」へと変えていく方法をお伝えしたいと思います。
まず、僕自身がひどいO脚で、20代前半の頃からの悩みでありました。
そして、O脚の改善方法を調べていると、原因の一つとなっているのが足裏の「外側重心」。
ならば、それを「内側重心」に変えればいい。
でも、理屈はわかるけど、やり方がわからない...
無理に足裏の内側に力を入れて立つことをしても、疲れるし、違和感が感じられる。
その後、試行錯誤を繰り返した結果、
大切なのは、無理に力を込めて「内側重心」にすることではなかったのです。
むしろ、力を入れるのではなく、「ある箇所」の力を抜くことでした。
そのある箇所とは、「膝」です。
外側重心となりO脚となる一つの原因に、「膝」がピンッと張ってしまう立ち方している可能性があります。
この「膝」がピンッと張っている状態を、少しゆるめてあげるだけで、足裏の体重のかかり方が「内側」に変わります。
なので、膝を軽く曲げるくらいの気持ちで、楽に立つようにしてみて下さい。
たったこれだけでも、「外側重心」から「内側重心」へと変えていくことができます。
また、膝をピンッと張っていた状態から、軽くゆるめて立てるようになると、自然とお腹にも力が入り骨盤が安定します。
骨盤が安定している、いわゆる「骨盤が立つ」状態となるので、上半身の姿勢も自然と整いやすくなります。
最後に。
どうしても「外側重心」になってしまいO脚が改善されない...
「内側重心」が良いというのはわかっているけど、やり方がわからない...
このように悩まれている方は、
日常の立ち姿勢で「膝」がピンッと張るような立ち方になっていないか、一度確認してみて下さい。
もし、「膝」の裏が硬く張るように感じられた場合は...
無理をして力を入れて内側重心にしようとするのではなく、まずは「膝」を軽く曲げて「楽」に立つようにしてみて下さい。
ピンッと張っていた「膝」がくつろぎ、やわらぐだけでも、「内側重心」を感じてもらえるはずです。
美脚への近道は、力を抜くことから。