【O脚改善】内転筋は無理に力を入れるものではなく、自然に力が入るもの。
この5月に入ってから心身共に調子の良い日と悪い日の差が激しい日々を送っています。
5月病があるように、何かしら自分にとってチャレンジの多い日々となっていますが、当ブログを読んで頂いている方はどうお過ごしでしょうか?
心もしくは身体において不調と感じられるときは下手に抵抗せずに、ゆったりとリラックスして、ほっとする時間を作ることが一番ですね。
さて、今回は、とある番組で観た「O脚」について気になったことがあったので取り扱っていきたいと思います。
主旨は、
・「O脚は内転筋を無理に力を入れて、頑張って改善するものではない。」
・「力を入れて改善するものではなく、緊張して固まってしまった筋肉をやわらげて、身体(骨格)本来のバランスを取り戻す。」
・「結果として、内転筋に”自然”に力が入って、脚のラインが整っていく。」
となります。
頑張って、力を入れて、苦しんで、なかなか結果が出ない方への何かヒントになれば幸いです。
内転筋に頑張って力を入れて、本当にO脚は改善される?
先日あるウォーキングを扱った番組を見た時に、一人の講師の方が「O脚」の女性に対して、
「内転筋(ふとももの内側の筋肉)が使えていない。」
っと指導されていました。
確かに、「O脚」だと内転筋を使えていないのは確かです。
(自分も長年、O脚に悩み研究してきたので、よくわかります。)
その時に、指導されたり、よく目にするフレーズとして...
「太ももの内側に力を入れるように、日常から意識してください。」
このように言われていることが多いかと思います。
果たして本当に、太ももの内側に力を入れるように意識をすれば、O脚が改善されていくのでしょうか?
内転筋は自然と力が入るもの。
「太ももの内側に力を入れるように意識をしたら、O脚が改善される。」
この理論は、
元々脚の歪みが少なく、「O脚」ではない人がお伝えしている方法ではないかと思います。
なぜなら、元々「O脚」でない人(もしくは美脚の方)は、
「脚の歪みが少なく骨格が整っているため、内転筋に”自然”と力が入る状態となっている。」
っと言えるからです。
その元々整った状態で、ボディメイクやウォーキングをすれば、一層磨きがかかり美しい脚のラインとなるわけですね。
うん。
「O脚」で悩んできたものとしては、羨ましい限りだ。笑
O脚を改善するためには、力を入れて鍛える前に...
では、「O脚」を改善するにはどうすればいいのか?
立っている、座っている、なんやったら寝ているときにでも内転筋に力を入れる、もしくはジムにいって内転筋をひたすら鍛えて改善をする...
のではなく。
まずは、脚がゆがむ原因となっている、姿勢、骨盤の傾き、足のアーチ、バランスが崩れてしまった筋肉の張り...を一つずつゆるめ、やわらげて、整えていくことが近道となります。
O脚で悩む方の体験談やブログを見ていても、
「日常から内転筋に力を入れているけど、一向に改善しない。」
「頑張っている割には効果が感じられず、つらい。」
このように発言されているのをよく見かけますし、なにより、自分自身も体験してきました。
その中で、身体・筋肉・骨格はやわらげることで整う事実を知り、
姿勢・骨盤・骨格・立ち方・足のアーチ・筋肉...
この一つ一つを、ゆるめてやわらげて、身体本来のバランスへと整えていくことで脚の歪みが改善されて、
結果として、
”自然”と内転筋に力が入る、
もしくは、”自然”に使える状態となるわけですね。
最後に。O脚は無理に力を入れて改善するものではない。
今読んで頂いている方の中でも「O脚」に悩み、日常から内転筋を意識して太ももの内側に力を入れている。
でも、いくら頑張っても改善されないし、しんどい...
そのように感じておられるかもしれません。
改善を目指して頑張っているけど、結果が出ずに苦しい時には、一旦その努力をやめてみて方向性を変えてみるのも一つです。
今回の「O脚」改善であれば、
無理に力を入れて改善しようとするのではなく、
本来の状態からバランスを崩して硬くなってしまった筋肉をほぐす。
身体の基盤となる足のアーチ、骨盤を整える。
日常の立ち姿勢における、足裏への重心を大切にする。
頑張って緊張してしまっている、大腰筋をやわらげる。
歩き方・身体の使い方を変えていく。
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力を入れて頑張るのではなく、緊張して硬くなってしまった部位をやわらげて、身体本来のバランスへ整える。
そして結果として、脚の骨格も整い、「O脚」が改善されていく。
このように全身をやわらげてバランスを整えるように取り組み、身体を機能的に使う方向性であればストレスが少なく、むしろ心身共に心地よくなり楽に過ごせます。
頑張って、力を入れて結果が出ない時は、
「身体に対して、いかに楽に、心地良くバランスを整えていけるか?」
この意識と方向性を持ってみることは、自身の経験からもおススメします。
人生も、身体も、やわらげて、心地よく過ごしせるようにしたいものですね。(^^)