【姿勢・立ち方】「内側」を使えていると楽になる。
姿勢・立ち方には、ある共通しているものがあります。
それは「内側」です。
よく、姿勢・立ち方の話題となると、「内側重心」という言葉を耳にすることがあると思います。
では、なぜ、「内側重心」が良しとされるのか?
その理由の一つに、脚の骨格が関係しています。
脚の骨格を見てみると、大腿骨という太い骨があり、その下に脛骨と呼ばれる「スネ」にあたる骨へとつながっているのがわかります。
「内側重心」での立ち方ができていると、大腿骨と脛骨で身体を支えることができるため、無駄な力を必要とせず楽に立つことが可能となります。
(よく、「骨で立つ」とも表現されていますね。)
逆に、「外側重心」と呼ばれる、脚の外側で身体を支えるような立ち方になってしまうと、外側の筋肉ばかりが発達し、非常に疲れやすくなります。
さらに、「O脚」・「むくみ」・「下半身太り」・「冷え性」の原因となることも...
また、脚の骨で身体を支えられるようになってくると、下半身が安定するので、上半身も自然と姿勢が整います。
本来、姿勢は無理に力を入れて頑張って整えるのではなく、人間本来の「骨格」に合った立ち方ができれば、自然と整うものなんですね。
スポーツであれ、ボディメイクであれ、美容であれ、美しい立ち方であれ...
まずは人間本来の「骨格」に合った立ち方をしていく。
そうすると、自然に必要な筋肉が使われるようになり、自分自身が目指す目的のベースが生まれていきます。
そのきっかけとなるのが、「内側重心」となります。
心身共に無駄な力が入っていない、自分に合った楽な形を見い出していくことが重要なんですね。
身体も、人生も力が入っていない方が、何故かうまくいく。