大腰筋を使って、お腹から歩く。
歩き方の基本とは?...っと考えた時に、重要となるのが「お腹から歩く」という感覚。
モデル時代に、ウォーキングが上手い人ほど、「お腹から歩く」という感覚を掴んでいる人が多いと実感しました。
お腹から歩くことができるようになると、自然と歩幅が広くなり、歩行スピードも上がります。
また、
「お腹から歩く=大腰筋を使えている。」
とも言え、体幹の一部を使えている状態にもつながります。
そのため、無駄な力を使わなくても上半身を安定させられるので、力まず姿勢を整えることが可能に。
大腰筋を使えることは、体幹を使いこなすための第一歩??
個人的な発想として、
「お腹から歩く=大腰筋を使えている=体幹を使いこなすための第一歩」
であると、現在、考えています。
スポーツ、ダンス、美容・健康、姿勢、日常の動作...などの身体と関わる話題になったときに「体幹」という言葉を耳にする機会が多いと思います。
っと頭では理解できても、実際どこまで使いこなせているか、疑問に思われる場合もあるかもしれません。
僕自身、様々な身体理論や、方法論を学び触れてきましたが、
知れば知るほど知識と見解は増えるものの、頭でっかちになるだけで、本当の理解に至っていないと感じられる時があります。
そんなある時に、
「大腰筋を使って歩くことって、体幹使えているって言えるんちゃう??」
ふと思いました。
なぜなら、大腰筋は上半身と下半身を結ぶ唯一の筋肉であり、背骨から太ももの骨である大腿骨に繋がっている。 そして、体幹の一部でもあるインナーマッスルと呼ばれるものでもあるからです。
ということは、
「お腹から歩ける=大腰筋を使えている=体幹を使えている」
このように表すことができ、
大腰筋を使って歩くことは、体幹を使いこなせるようになる第一歩になります。
トップクラスのアスリートを観ていると、歩き方や姿勢の綺麗な選手がとても多いです。
レッスンなしで、いきなりランウェイできるんじゃないか?っと思える選手も。
実際、海外の有名サッカー選手がランウェイをした情報を見かけたこともあります。
(今シーズン、話題のユベントス所属のパウロ・ディバラとか。)
日常のトレーニングによって体幹を使う感覚が磨かれるうえだけでなく、
「お腹から歩く」という感覚を潜在的に掴めているからこそ、体幹をフルに使いこなすことができている。
だからこそ、世界で通用する圧倒的なパフォーマンスを魅せることが可能となるわけなんですね。
最後に。
お腹から歩く=大腰筋を使えている。
これが出来るようになったからといって、いきなり体幹をフルで使えるようになるとは、正直言えません。
っが、体幹を使いこなせるようになる第一歩であることに間違いありません。
そして、お腹から歩けるようになり、大腰筋が使え、体幹が使いこなせるようになっていけば...
歩き方、姿勢、スタイル、運動能力の向上、美容・健康のどの面においてもポジティブな効果をもたらしてくれます。
だからこそ、
お腹から歩ける=大腰筋を使えている=体幹を使えている
ここは、自分もこだわり大切にしたい部分であります。