呼吸の質を高めるには。
10連休の大型連休となった今年のGWはどうお過ごしであったでしょうか?
自分としては、「人生で、こんな奇跡的で嬉しい出来事が起きるのか!?」という喜びを体験できた反面、
心身共に重く感じられ、これはしんどいなぁ...っと感じられた出来事もあり、
ポジティブとネガティブの両極を体験した、なんとも浮き沈みの激しいGWでありました。
(10連休の大型連休よりも、小刻みに休日を増やした方が良い気もしますが...)
このGW中に改めて気付いた、「呼吸」の質を高めれるポイントがあったので、今回の記事のテーマとしたいと思います。
その「呼吸」に意識を向ける際に重要なポイントとなるのが...
「ゆっくりと吐き、そして吐き切る」ことです。
「呼吸」に意識をむけるうえで基本的な部分となりますが、ここが出来るか出来ないかで、その質に大きな差が生まれてきます。
数ある「呼吸法」がある中で、共通するもの。
心身と向き合ううえで欠かさない、「呼吸」。
今ではこの「呼吸」一つにしても、数多くの方法や、やり方が紹介されています。
実際に自分自身も様々な呼吸法を試してきましたが、
どれが正解で、どれが間違っている...
っとは、簡単な言い切れないのが正直なところです。
ただ、
どの「呼吸法」においても、質を高めるために共通している、ある要点があります。
それは、冒頭でも書きました、
「息をゆっくりと吐き、吐き切ること」です。
息を吐き切ると、楽に吸える。
どの呼吸法においても「ゆっくりと息を吐く」、この意識は基本となります。
「ゆっくりと息を吐く」ことで副交感神経が優位になり、心身共にリラックスできるだけでなく、疲労回復を高める効果も期待できる。
その「ゆっくりと息を吐く」うえで、プラスαで意識したいのが「息を吐き切る」ことです。
「呼吸」に意識を向ける際に、「吐き切る」か「吐き切らない」かでは、体感で感じられる心地良さにかなりの差が生まれてきます。
(ここに関しては、言葉で説明するよりも体感してもらうのが一番。)
また「息を吐き切る」と、自然に身体が息を吸ってくれるので、呼吸が非常に楽になるんですね。
ここからは、個人的な見解となりますが、人は呼吸に意識を向ける際に「吐く」よりも「吸う」方が得意な気がします。
特に、緊張状態が続く場面や気が上がってと感じられている時に、なんとか呼吸に意識を向けて状態を落ち着かせようとしたいけど、「吸う」はできてもゆっくりと「吐く」ことが難しく感じられる...
このような体験ってありませんか?
せっかく呼吸に意識を向けて状態を整えようとしているのに、「吸う」ばかりで呼吸が深くならず、一向に状態が整わない。
むしろ、交感神経が優位になり、緊張状態が続く...
(これは、れっきとした自分の実体験でもありますが。笑)
このような経験もあり、人間は「吐く」より「吸う」方が得意な性質を持っているのではないか?と思えてきます。
しかし!
緊張状態や気が上がる場面で、落ち着いて「息をゆっくりと吐く」習慣が身についていれば、仕事、試験、試合など、自分にとっての勝負所で最大限の能力を発揮できるようにもなれるとも言えますね。
最後に。
「呼吸」に意識を向ける際に何より大切であり、その質を高めてくれるのが、「吸う」よりも「息をゆっくりと吐き、吐き切る」ことです。
そして、「呼吸」の質が変わるだけで、日常のちょっとした場面での行動や自身の対応が自然に変化することもあります。
「今まで緊張して焦った場面なのに、なんてことない。」
「苦手に感じられたあの人といても、どうってことない。」
「あれ、なんかメンタル強くなってる?」
このような変化を感じられる機会もあるかもしれません。
生きていくうえで欠かせない「呼吸」。
この「呼吸」の質が高まるだけでも、人生のあらゆる場面で好影響をもたらしてくれることを、探求すればするほど実感します。
「吸う」よりも、「ゆっくりと息を吐き、吐き切る」、この基本。
以前の記事でも書きましたが、
「呼吸」においても「基本」は大切ですね。