歩き方からも、スタイルアップ・ボディメイクができる。
前回が「立ち方」についての記事でしたので、今回は「歩き方」について。
自分の日々の取り組みや職業柄か、つい、街歩く人の「歩き方」が気になってしまいます。
まず、姿勢が整っていて、綺麗に歩いている方は無条件で印象がよく見受けられます。
その姿勢・歩き方を綺麗に魅せるうえでのポイントは...
・腕は肩甲骨から動かすように、後ろに引くようにして使う。
・お腹から脚が生えているようなイメージで、大きく歩く。
・脚は前に出そうとするのではなく、太ももの裏を使えるように、体重移動を意識して歩く。
この3点の身体の使い方を意識して歩くと、姿勢・歩き方が綺麗になり、なおかつスタイルアップ・ボディメイクに必要となる筋肉が使えるようになります。
よって、
「歩き方が整う」=「姿勢が整い、スタイルアップ・ボディメイクができる。」
ということになるんですね。
陸上選手は良いお手本。
身体の使い方のお手本としてイメージがしやすいのが、「陸上選手」。(特に短距離の選手。)
陸上選手の選手の姿勢やスタイルを見ていると、男女共に、誰もがモデルをできそうな体型をされています。
その理由の一つに、姿勢と歩き方が整っていないと、速く走るための筋肉を機能的に使えないことが挙げられるでしょう。
逆に、姿勢と歩き方が整っているからこそ、速く走れるとも考えられます。
また速く走るための筋肉と、ボディメイクに必要な筋肉は共通しているんですね。
そのため、速く走れるためのトレーニングを積み重ねていけば、自然とスタイルアップにもつながっていく。
来年には東京五輪が開催されるので、競技としてだけではなく、姿勢・歩き方・身体の使い方のお手本としてアスリートの姿を観るのも楽しみ方の一つになりますよ。(^^)
最後に。歩くうえで大切にしたいこと。
・腕を前ではなく、後ろに振る。
・お腹を突き出すのではなく、お腹の奥から意識して歩く。
・脚を前に出そうとして歩くのではなく、太ももの裏側を使えるよう、体重移動を意識して歩く。
腕・お腹・脚...を前に出そうとして歩いてしまうと、歩き方が乱れるし、見栄えも悪くなってしまいます。
歩く際は、「前」というよりも、「後ろ」を使う、この身体の使い方が重要になります。
(感覚的な部分なので言葉での表現がどうしても難しいのですが、ニュアンスだけでも掴んで頂ければ...)
「歩き方」を整えるだけで、「姿勢・スタイル・ボディメイク」に必要な筋肉が自然と刺激され使えるようになり、なおかつ見栄えの印象がグンっとよくなります。
日常生活を送るうえで欠かせない身近な「歩く」ことにこそ、「姿勢・スタイル・ボディメイク」...身体を整えるための重要な鍵が隠されていたんですね。
ぜひ、この機会、歩き方を見直してもうらうのはいかがでしょうか?(^^)
(ホント、何事も自分の大切な答えやヒントは足元にあるものだ。笑)