気が上がれば、地に足を着ける。
今日は武道・東洋医学的な視点で。
パソコン・スマホ・勉強・制作活動、物事をあれこれと考えているとき、または自分にとっての重圧のかかる場面などで、「気」が上がる状態となることがあります。
「気」が上がった状態が続いてしまうと、足元がおろそかになるし、緊張・不安・優柔不断・落ち着かない...といったメンタル面にも影響を及ぼしてきます。
そんな「気」が上がった状態に気付いた時には、
「地に足を着ける」意識が大切。
その「地に足を着ける」ための行動として有効なのが、
「歩く」
こと。
この「歩く」ときに、
お腹と足裏を感じながら歩くように意識すると...
頭の方に上がっていた「気」が徐々に胸、お腹と降りていき、気持ちが落ち着き安定感が生まれてきます。
このお腹に「気」が落ち着いてる状態が、「丹田」を意識するとも呼ばれていますよね。
お腹に「気」が落ち着いている状態になると、自分自身に安定感が生まれてくるし、はたから見ても、
「あの人って、なんか堂々としているし、ここぞっていう時に力を発揮する人よね。」
という印象も。
だから、一流のアスリート、芸能人、政治家...世の中で影響力のある人は、「丹田」が強いと呼ばれるわけですね。
一般の自分達もいきなり一流の人達の次元に到達できなくとも、お腹+足裏を意識することで「丹田」の感覚を磨いていけると僕は思っています。
その簡単な方法の一つが、人間の基本的な動作である「歩く」こと。
それも特別に、
お腹と足裏を意識した、ウォーキングをするぞ!
っと力まなくとも、
出勤時、通学、買い物、子供の送り迎え、愛犬との散歩...日常の何気ない行動の中での「歩く」時間に意識するだけでも、十分に効果はあります。
日常生活の中で「気」が上がるのは致し方ないこと。
ただ、気が付いた時には、
お腹と足裏を感じて、「地に足を着ける」ことを意識してみる。
これだけでも、心も身体にもポジティブな変化をもたらしてくれます。
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ということで、本日は大好きなアーティストのライブ会場まで、しっかりと歩いていきたいと思います!
(もちろん、電車には乗りますよ!笑)